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DCAT

災害支援の最前線
命を守る迅速対応チーム

災害派遣介護チーム
「DCAT」の誕生

災害の実態と介護の現実

東日本大震災が暴露した介護の脆弱性

2011年3月11日の東日本大震災では、岩手県大船渡市も地震と津波によって甚大な被害を受け、多くの人々の生活が脅かされました。特に介護施設では、電気や水道といったライフラインが断絶し、通信手段も含めてすべての物資が不足するという困難な状況が続きました。こうした中で痛切に感じたのは、「緊急医療」の概念は存在しても「緊急介護」という概念が全く欠如していたことでした。

医療と介護の支援の現状

震災後の支援体制のギャップ

震災直後から、多くの災害医療派遣チーム(DMAT)が県内外から被災地に派遣されましたが、介護の現場には支援が及びませんでした。震災から3日後に初めて訪れた支援部隊は、公的なものではなく、ボランティアとしての位置づけにとどまっていました。命を支えるという点で、介護と医療は同等の重要性を持つと考えられます。

DCATの設立と目的

災害時における介護支援の新たな一歩

この経験から、災害時の介護支援体制の必要性を強く感じ、平成25年11月に「災害派遣介護チーム(DCAT; Disaster Care Assistance Team)」を法人内で創設しました。このチームは、災害対策基本法に位置づけられている災害派遣医療チーム(DMAT)の介護版として、大災害時に迅速に被災地に駆けつける体制を整備することを目的としています。

DCAT

3つの特徴

迅速性

災害発生から36時間以内に
被災地に到着。
各所と連携して
支援活動を開始。

安全確保

高齢者施設や
福祉避難所でのケア

包括的支援

地域住民・福祉関係者の
生命の安全と生活基盤の支援

構成メンバー

1チームは5~6名で構成

ケアマネージャー 社会福祉士
 介護福祉士 看護師

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